「認定第8号 甲府Sparkling 甲州」
オール甲府市産のスパークリングワインが誕生しました!
酵母もぶどうも醸造もすべて甲府市!!
オール甲府市産のスパークリングワイン
2018年3月3日(土曜日)販売 720ml
甲府市の地域資源である「ワイン」に着目し、市内で採取された酵母、市内で栽培されたブドウを使用する独自性、開府500年という歴史的な節目を迎えることに向けた物語性を持ったスパークリングワインの商品化を進めています。
※事業イメージ図
サンプル採取地の選定及びサンプリング→酵母の分離→アルコール発酵性試験→小規模醸造試験
地域の振興に寄与することを目的に包括的連携協定を締結していること、ワイン研究に関する歴史と実績を持ち、ワイン醸造を専門に研究する国内唯一の研究機関「ワイン科学研究センター」を有していることなどから、平成28年5月、山梨大学と共同研究に関する契約を締結し、研究を開始しました。
研究代表者は、ワイン科学研究センター教授であり、生命環境学部の柳田藤寿(ヤナギダフジトシ)教授です。平成28年度は、試料採取地の選定にはじまり、武田神社などの市内の名所旧跡で水、土や落ち葉などの自然サンプルを採取、酵母の分離・選抜、アルコール発酵性試験、小規模発酵試験を行いました。
武田神社、千代田湖、昇仙峡といった市内の名所旧跡の水、落ち葉や土壌を採取しました。
サンプリングした試料から合計403株の酵母を分離しました。
20%スクロース(ショ糖)を含む液体培地を用いたアルコール生産性試験を行い、エタノール(アルコール類の一種)生成力の高い78株の酵母を選抜しました。
甲府市産の甲州ぶどう果汁を用いた発酵試験(25℃)を行い、安定的に高いアルコール発酵性(エタノール濃度12%を超える特性)が認められた54株の酵母を選抜しました。54株はすべて武田神社で採取されたものでした。
小規模醸造試験→使用酵母選定→醸造開始→ネーミング等決定→商品化
54株の酵母について、低温(18℃)で、40ml、200ml、1ℓの果汁を用いた発酵試験を順次行い、生成したワインの一般分析(比重、アルコール濃度、pH、香気成分)、官能評価や硫化水素生成試験も経て、最終候補株2株を選定しました。
8月29日に樋口甲府市長、島田山梨大学学長、柳田教授による公開テイスティングで2株の最終候補から使用酵母1株を決定しました。
武田神社で採取された酵母です。
この酵母を使って、9月下旬からワイン商品化の協力をいただいた市内ワイナリー(株)サドヤ(別サイトへリンク)にて、甲府市産甲州ブドウを100%使ったワインの醸造を行いました。
1月30日商品化されました。
名前は「甲府Sparkling(スパークリング)甲州2017」に決定しました。
予約受付は、2月20日(火曜日)から(株)サドヤで開始しました。※在庫なし
平成30年3月3日(土曜日)のこうふ開府500年の300日前イベントにてお披露目し、同日開催の「こうふはっこうマルシェ」イベントや(株)サドヤ店頭等で販売を開始しました。※在庫なし
詳細は甲府市ホームページでもご覧いただけます。
●以下の店舗の店頭販売は終了しています。
(株)サドヤ ワイナリー在庫なし:☎0120-25-3108 甲府市北口3-3-24
かいてらす(山梨県地場産業センター)在庫なし:☎055-237-1641 甲府市東光寺3-13-25
風土記の丘農産物直売所在庫なし:☎055-266-3858 甲府市下曽根町1070-3
甲州夢小路(甲州ワイン蔵)在庫なし:☎055-298-6400 甲府市丸の内-1-25
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