甲府市北部の山、金峰山。かつてこの山の一帯で水晶が多く産出されていました。江戸時代に水晶原石購入のために甲府を訪れた京都の玉造り職人により、水晶研磨の技法が伝えられたことが、甲府市の宝飾産業の始まりとされています。その時に伝わった水晶加工技術は今も受け継がれ、ジュエリーや宝飾品に用いる様々な宝石の加工技術として発展を続けています。現在では、企画・デザインから原料の調達、研磨、彫刻、貴金属加工、そして流通まで、ジュエリーを完成させる全工程が揃う、世界的にも珍しい宝飾産業の集積産地です。このような歴史と産業の発展を背景に、甲府市は「宝石のまち」として栄えてきました。